給湯器入れ替えなどで迷われている方も多いと思いますが、エコキュートとガス給湯器の違いについて調べてみました。
目次
エコキュートとは
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- ヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすこちができる電気給湯機のうち、冷媒として、フロンではなく二酸化炭素を使用しています。
「夜間電力」を使用して水を温め、貯湯タンク内にお湯を貯めておくことでいつでもお湯を出せる仕組みになっています。
- エコキュートの種類
- エコキュートは使用する地域によって「一般地用」「寒冷地用」「塩害地用」3つからいずれかを選びます。
- ※塩害仕様の目安として、海岸から300m以内なら「対重塩害仕様」、海岸から300m以上1km以内なら「対塩害仕様」を選べば良いとされています。
- 湯量と家族の人数によるサイズの選び方
- タンクの大きさを考えてみましょう。家族の人数やお湯の使用量によってタンクの大きさが変わってきます。少し余裕を持った大きさのエコキュートを選ぶことをおすすめします。
- エコキュートの機能の選び方
- 3つの給湯タイプがあります。
- ①フルオートタイプ 自動お湯はり、保温、たし湯をボタンひとつで全てお任せ
②オートタイプ お湯はり自動ボタンで自動ストップのシンプルタイプ
③給湯専用タイプ じゃ口から給湯し、音声がなったら手動で止めるシンプルタイプその他メーカーによって便利機能がさまざまあります。
ガス給湯器とは
ガスの燃焼により瞬間的に湯を沸かし、台所・洗面所・風呂・シャワーの給湯栓まで運び給湯を行う機器のことを言います。ガス給湯器の能力は号数で表示されています。この号数は「水温よりも25度だけ高温の湯を1分間に何L沸かすことができるか」を示したものです。一般的には4人家族の場合、24号またはそれ以上の号数のガス給湯器が推奨されます。
- ガス給湯器の種類
- ・ガスふろ給湯器
- ・ガス給湯器(高温水供給式タイプ)
- ・ガスふろ給湯器・ガス給湯専用機(壁貫通タイプ)
- ・ガスふろがま
- ・ガス給湯暖房熱源機
エコキュートのメリット
使用頻度や、地域によってエコキュートのランニングコストは変わってきますが一般的にエコキュートにかかる月間電気代は1,000円から3、000円程度になると予想されます。
エコキュートは主に夜間電力を使用し、お湯をタンクに貯めておくシステムのため電気代が安い夜に運転するためコストを抑えることができます。
エコキュートがお得になる理由は、専用の電気料金プランで安い単価の電気でお湯を沸かして、そのお湯を貯めておくことができるシステムがあるからです。
エコキュート専用の電気料金プランですと
例えば、東京電力の時間帯別契約である「スマートライフプランS/L」では、昼間の電力単価が25.80円に対して、深夜(午前1時〜早朝6時)は17.78円と約3割ほど安い単価で電気を利用できます。
深夜の電気料金が安いプランも各地域の電力会社や選択するプランによって料金も様々です。


ガス給湯器メリット
ガス給湯器の大きなメリットとしては、直圧式(瞬間式)が多く、水道の圧力をそのままで利用でき給湯量の制限がなく、設置場所のスペースもあまりとらずに設置でき設置コストがあまりかからないところだと思います。
※ガス給湯器遅延
新型コロナウイルス感染症蔓延および世界的樹脂材料不足の影響で納期が大幅に遅延状態が続いております。
・高効率給湯単機能機 3〜4ヶ月
・従来型給湯単機能機 3〜4ヶ月
・高効率ふろ給湯器 3〜4ヶ月
・従来型ふろ給湯器 3〜4ヶ月
・高効率暖房機付きふろ給湯器 3〜4ヶ月
・従来型暖房付きふろ給湯器 3〜4ヶ月
各メーカーによって納期が違っていますが、日々納期は変動しております。
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まとめ
エコキュートは夜間のお湯を作り貯湯タンクに貯めておき使用し、設定給湯量の一定量以上使用してしまうとまた、一から水を溜めてお湯を作り直す必要があります。ガス給湯器は直圧式のため水道の水圧をそのまま利用でき、給湯量に制限がないのが大きな違いになります。
エコキュートとガス給湯器の違いについてはおわかりいただけたかと思います。自分の生活スタイルによって電気給湯器(エコキュート)にするか、ガス給湯器のにするか決めるのが良いですね。
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